短期間の職歴 履歴書に記載すべき?
就職活動で必ず必要になる書類「履歴書」。
短期間の職歴がある場合、選考に不利になるのではないかなどと考え、書きたくないと思う方も多いと思います。
実際に書かなくてもいいのか? 書くべきなのか?悩まれている方のご相談に乗ることも多いので、
今回は短期間の職歴を履歴書に書くべきかどうかのお話しです。
まず大前提として、履歴書にすべてを書かなければならないという法的な義務はありません。
但し、嘘は駄目ですから「書かない」という選択をした場合、
その空白の期間については面接時に何をされていたのか聞かれる可能性が高くなります。
その時はもちろん嘘は駄目です。正直に答える必要があります。
短期間の職歴なので書く必要がなかったとそのままとらえてもらえるか、
あえて隠そうとしているととられるかは状況によります。
またそれを前提に合否を判断するのは採用側の自由です。
もし「書かない」という選択をした場合は、
「短期間の職歴なので書きませんでした。」と臆せず伝え、
またその職歴についても、聞かれた際は堂々と話ができれば不採用になるリスクが高くなることは少ないように思います。
ハローワークでも短期間の職歴については記載しなくてもよいと説明しているケースが多いようなのでそのことも知っておくといいでしょう。
結論としては自己判断による記載になるので、以下のことを考慮して判断しましょう。
・「職歴を書かなかった空白期間については何をしていたか聞かれる可能性が高い」
・「書いていないことについて聞かれたら、その間の職歴についてきちんと答える必要がある」
