介護 業界関連ニュース速報 「介護のICT化 導入していないが最多」

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コロナ禍での介護のICT化「新たに導入していない」が最多 介護労働安定センター

介護労働安定センターは8日、コロナ禍の介護現場への影響を探る特別調査の結果を公式サイトで公表しました。
それによると、ICTの活用が十分に進んでいない状況が改めて報告されています。
  • 「これまでに新たにICTを導入したか」という質問に対し、最も多かった答えは「導入していない」。
  • 新たな導入例では「オンラインツールによる会議」が最多。しかし、感染多数地域でも33.0%と全体の3分の1にとどまっており、感染少数地域では18.8%と2割に満たない。
  • 「オンラインミーティングツールによる職員面談」「オンラインミーティングツールによる採用面接」「オンラインミーティングツールによる利用者とご家族の面会」「職員間・事業所内情報共有ツールの導入」「モバイル・タブレット端末で利用者情報を共有」「出先から介護記録作成やスケジュール管理が可能なオンラインシステムの導入」・・これらの項目に関しては一割前後の導入にとどまっている。

この調査から、ICT化による業界全体の新しいインフラ整備がほとんど進んでいないことがわかります。
介護業界でICT化が拡がっていかないのはなぜなのでしょうか。
いくつか挙げてみました。
  • 介護業界は中小零細法人が多く、ICT化に向けた投資が出来るところが少ない。→IT業界としても儲かる市場ではない。
  • 介護業界が長期間アナログ業務にどっぷり浸かり過ぎていて、変化に対して拒否反応が出がち。
  • ICT化にかけるコストが回収できるか不透明な部分が大きく、一歩が踏み出せない。

とは言ってもこのままでいいかというとそうではありません。ICT化が必要になる部分も挙げてみました。

  • 介護に必要な人材が不足しており、業務の効率化・省力化は不可欠。
  • 属人的な業務を減らしつつ、サービスの質の向上に繋げる仕組みが新しい人材の確保には不可欠。
これらを各事業者に丸投げしてもICT化は進まないのは明らかです。
寡占化が進まない介護業界の業務の効率化(ICT化)は、中小零細企業を意識した施策が必要だと思います。

2021.02.12